設定のTouch ID、Face IDとパスワードのデータ消去がオンになっていると、パスコード10回の誤入力で初期化されます。
パスコード10回の誤入力は画面が破損した際に発生するゴーストタッチでも起こる可能性があります。
画面修理とバッテリー交換が最もご依頼の多い修理で修理全体の9割を占めます。画面の破損がひどくても大抵は画面の交換だけで直ります。データ領域には触れないため修理によってデータが消えることはありません。
最近はなぜかあまり見ないのですが? 昔は結構遭遇しました 。画面の修理で新しい画面を仮付け装着すると「このiPhoneは使用できません iTunesに接続」「セキュリティロックアウト待ち時間表示なし」見慣れた私でもドキッとするくらいなので>゜))))彡画面に表れた文字を初めてみる方はさぞかし、とまどいやら息を呑んでしまうのではないでしょうか、これはロック画面のパスコード入力を10回間違えることで起きます。
画面の損傷がひどくゴーストタッチによる誤入力等、端末に起因することが多いです、他にもロックを解除しようとする行為やお子さまがパスコード画面で遊んでいるときにも起こり得ます。
パスコードを変更した際に新しいパスコードをお忘れになった場合に古いパスコードを一時的に使用してロックを解除できる場合があります >
待ち時間表示のないセキュリティロックアウトによるリセット後はデータを戻す手立てがありません。もしデータが復旧が可能としたらアップルのセキュリティへの信頼が揺らいでしまうからです。画面が破損するとまれにこの様なリスクがある為、手遅れにならない日頃からバックアップする必要があります。
10回誤入力でデータ消去を回避する3つの方法
1つ目は設定でパスコードオフにするです。( 設定→Touch IDとパスコード又はFace IDとパスワード ) この方法はセキュリティー上、iPhoneの所有者又は使用者以外の人間が操作することができてしまいます。
2つ目は設定でデータ消去をOFFにするです。( 設定→Touch IDとパスコード又はFace IDとパスワード ) セキュリティの面はどうでしょうか、パスコードを入力するにも待つ時間が伴いますのでその分第三者によるロック解除のリスクは低下すると思います。この方法は「このiPhoneは使用できません2時間後にやり直してくださいとか、9時間後にやりなおしてくださいとか」パスコードの誤入力が増えるたびに操作できない時間も伸びていきます。
一度、画面いっぱいに並んだゼロの多い待ち時間に驚いたことがあります。こうなるともう一生、そのiPhoneは初期化しない限り操作できなくなるのではないかと?待ち時間が許容できる範囲ならパスコードが分かればロック解除できるので、10回の誤入力でデーターが消えるよりはましかもです。時間が経過しiPhoneが使用できるようになるとパスコード入力画面が表示されます。
ここでパスコードを打ち間違えるとまた最初からやりなおしと更に待ち時間が伸びますのでご注意ください。
3つ目は王道のデータのバックアップの作成です。バックアップの作成さえしておけば何が起きても大船に乗った気持ちでいられます。修理をやっていて思うのですが、修理前にすでにデータが消失していて落胆するお客様を思うとお気の毒で、きっと大事なデータ、大切な思い出がいっぱいつまっているのかもしれません( ;∀;)
バックアップを作成していなくてもiCloudの同期により条件があるものの電話帳、写真などのデータが残っている場合もあるようです。
もし突然、意図せぬことが原因でストレージのデータが消えてしまったら( ;∀;)ショックです。ぜひバックアップしていただきたいと思います。 バックアップ先はパソコンの記録メディアより、iCloudのサーバーにバックアップした方が安心できるのでないかと個人的に思います。iCloudの容量がデフォルトの5GBしかない場合は容量のグレードアップをする必要があり、容量グレードアップの方法は端末の設定から簡単にできます。
別のデバイスなどにデータ移行する場合はデータを受ける十分なストレージ以外にも、IOSのバージョンの制約があります。
LINEの設定のトークをバックアップもしておいた方が良いのではないでしょうか。
“設定のTouch ID、Face IDとパスワードのデータ消去がオンになっていると、パスコード10回の誤入力で初期化されます。” に対して1件のコメントがあります。
この投稿はコメントできません。