iPhoneの防水機能を保つために

 iPhone6S以降発売の機種には各部に防水加工が施されています。一番水が浸入しやすい本体と画面が合わさる面にもシール材が貼られていて。iPhone11シリーズまでは画面開放の際にこのシール材は納豆が糸を引くように破損することが多く、経年劣化よってシール材が溶けて石油に戻りかけているようなドロドロになっているケースもあります。防水機能をもたせるには防水シール材を張り替える必要があります。

 防水シール材の張替えが無くても端末の操作には何ら問題はありませんが防水シール材を無料でお貼りしています。端末の内部クリーニングもかねてシール材を接着する面を綺麗にして、防水シール材を貼り付けます。純正のシール材に近い伸縮粘着のあるものを使用していますが、念のため水没にはお気をつけください。

 最後に緩衝材を貼りつけた48mm、24mm合板で端末をサンドイッチして、50㎏の重りで圧着してお客さまにお返ししています。端末が変形している場合やバックガラスが割れている端末は手で押さえる程度になります。

 iPhone12シリーズ以降のモデルの防水シール材はiPhone12以前発売の機種のようにディスプレイ開放の際、破損することもなく、かつ特殊なシール材のため、張り替えるより前述のプレスのみの処置の方が防水の効果が期待できます。









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